入賞者

【大賞】

「だって ほんとうのことですから…。」
たなか やすひろ

【優秀賞】

「あのこになりたい デモダッテ」
いまいずみ わき
「マルちゃん いいよ」
マシモ モモコ

【佳作】

「おばけのポコポン」
ながせ たいり

今回もたくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。
7回目となる今回は合計で231作品のご応募をいただきました。
近年、生成AIの進化と一般化が目覚ましいなか、創作とは何かを考え直す機会が増えています。そんな今だからこそ、皆さまが自らの手と頭、そして心を尽くして創り上げた作品をお寄せくださったことを大変嬉しく思います。
「勇気」とは、さまざまな価値観や状況の中で相手を理解し、前に進むためにも大切な気持ちです。単なる勇ましさに留まらない多様な意味を物語に込めてほしいという思いから今回のテーマにしました。
今回は一次及び二次選考により40作品、最終選考では14作品まで絞られた中から丁寧且つ厳正に審査を進めさせていただきました。一次二次選考においては比較的スムーズに高水準の作品が選出されましたが、その分最終選考では多くの上位作品が僅差で争うこととなり、質の高い応募作品が増えてきたことへの喜ばしい悩みを感じる審査となりました。
今回の大賞作品もたくさんの方々に読んでいただきたいと願っております。
最後になりましたが、今回の募集にあたり作品を応募して下さった皆さまに、心より感謝申し上げます。

主催 株式会社ビルボ
選考委員 ・画家、イラストレーター ささめやゆき
・絵本作家、翻訳家 石津ちひろ
・こどもの本コーディネーター さわださちこ
・株式会社コッコ・サン 代表取締役 森本ちか
・株式会社ビルボ 代表取締役社長 武内優樹
・株式会社ビルボ 取締役顧問 武内正文
〈2次選考〉認定NPO法人 高知こどもの図書館

【選考委員プロフィール】


ささめやゆき
1943年東京生まれ。版画、イラストレーション、装画、絵本の分野で多くの作品を発表。「ガドルフの百合」(偕成社)で小学館絵画賞、「あしたうちにねこがくるの」(講談社)で日本絵本賞、「彼岸花はきつねのかんざし」(学習研究社)で赤い鳥さし絵賞を受賞。作品に「マルスさんとマダムマルス」(原生林)、「幻燈サーカス」(BL出版)、「はだかのカエルとはだしのライオン」(講談社)など多数。国内外で個展を開くなど活動の幅は広い。

石津ちひろ
1953年愛媛県生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。3年間のフランス滞在を経て、絵本作家、詩人、翻訳家として活躍中。「なぞなぞのたび」(フレーベル館)でボローニャ児童図書展絵本賞、「あしたうちにねこがくるの」(講談社)で日本絵本賞、「あしたのあたしはあたらしいあたし」(理論社)で三越左千夫少年詩賞を受賞。翻訳の作品に「あおのじかん」(岩波書店)、「リサとガスパール」シリーズ(ブロンズ新社)など多数。

さわださちこ
幼稚園勤務、書店員などの仕事を経て、町の小さな書店さんをディスプレイする「猫の手お助け隊」の活動や、絵本イベントの企画などをしている。著書に「猫を愛する人のための猫絵本ガイド」(講談社)、「ちょっとの時間で魅力UP!!本棚のディスプレイ」(全国学校図書館協議会)、絵本に「はなちゃんとぷーさんのおみせやさん」(大島妙子・絵、小峰書店)、「あ、あ!」(偕成社)などがある。

たくさんのご応募
ありがとうございました!



「そこで ええはな さかせてや」
はっとりひろき
「テナベさんのふしぎなかえりみち」
mayfan
「がるるにんじゃになる」
ふじかわたかこ
「はやくおきちゃった」
サワイワタル
「うしろのともだち」
よこみちけいこ
「わたしはここがきにいっています」
あまのかんな



お問い合わせ先
株式会社アディア
ビルボ絵本大賞事務局
TEL:088-823-5607(平日10:00~17:00)